輪島功一
1943年4月21日生
38戦31勝(25KO)6敗1分
元WBA・WBC世界スーパーウェルター級王者。
世界スーパーウェルター級王座を3度獲得した、ド根性男。
"炎の男"の異名を持ち、"かえる跳び"等でも有名ですよね!
最近はタレントさんとして知っている人も多いのではないでしょうか。
関根勉さんのモノマネなどでも広く知られていますからね。
この輪島功一というボクサーは本当にユニークで、かつ、人々の心にのこるボクサーではないでしょうか。
「炎の男」といわれるとおり、負けても、負けても勝つまで決してあきらめず、何度でも立ち上がる姿をみて、自分の人生を重ね合わせた人も多かったに違いありません。
試合に負けて、病室のベッドで身動きがとれなくなった状態になり、周囲が「これ以上続けると命が危ない」といわれているのに、本人は「どうやったら次は勝てるだろうか?」と考えていたというから、そのド根性ぶりから、周囲の度肝を抜いていました。
常に地に足をつけた、人生を歩み、心優しく力持ちという性格から、いつも回りに人がいるそうです。
その性格から、お金もたくさん貸してしまったそうです。
当然、「トンズラ」されたことも1度や2度ではなかったそうです。
引退後は団子屋さんをやりながら、バラエティ番組に出たりと人気モノとして、テレビでもよく見かけます。
彼を知らない人に是非彼の生き様や、考え方、人生をどう歩んできたかなどを知ってほしいです。
私の好きな彼の言葉を最後にご紹介します。
「無くした金は諦めてしまえばそれで済むが、意地というものは無くしたら一生手元には返ってこない」
柳済斗という韓国の選手に負けた後周囲は引退を勧めました。
「あなたは人気者だから金はボクシング以外でも稼げるだろう」
といわれましたが、上記の言葉をいい、現役を続行しました。
本当に頭が下がります。